ロック好きの安田隆夫が進んだ道

高校3年になっていよいよ進路を決めなくてはいけないとなったとき、安田隆夫はまだ志望先を決められないでいました。
彼はギターが得意でよくロックバンドの曲などを演奏していまして、学園祭のステージなどでも校内の注目を集める男でした。
そこで彼は担任の先生に、音大へ行きたい、と言ったのです。
しかし、先生に、ピアノが弾けるのかと確認され、ギターはできるがピアノは弾けないと答えたのでした。
音大は普通ピアノ演奏の試験がありますからそれでは無理、ということになって、卒業後の進路を思案しました。
安田隆夫はあくまでも音楽でやっていきたかったのです。
そこで、先生や親の反対を押し切って、ある著名なギタリストに弟子入りしたのです。
弟子入りですから特にお給料があるわけでもなく、アルバイトと掛け持ちの日々でした。
しかし彼の才能と努力は師匠にも認められ、ライブハウスを紹介してくれたりするようになりました。
今、あるロックバンドのCDを見ると、サポートミュージシャンとして安田隆夫の名前がクレジットされています。
好きこそものの上手なれを実現したいい見本だと思います。